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函館出張

皆さんこんにちは。

最近、暑すぎませんか……?
外に出るだけで体力が削られて、毎日のランチの後にアイスが食べたくなってしまう今日この頃。
まだ6月なのに、こんなに暑くてこの先どうなるんだろう、なんて思いながら、ふとスマホのアルバムを眺めていたら

——懐かしい写真が目に留まりました。

去年の11月、函館に行ったときの写真です。
ひんやりとした空気。澄んだ景色。あのときの函館は、本当に気持ちよかったです。。。
せっかくなので、今のこの猛暑の中で、あの“涼しさ”をちょっとだけおすそわけできたらと思い。。。。

 

というわけで、今回は去年の11月某日に訪れた函館の旅ログを、少しずつ綴っていこうと思います。
涼しい景色と、ほっとする空気を、思い出の中からお届けします。暑さに疲れた方、よければちょっと寄り道していきませんか?

 

 

 

1日目

夕方16時ごろ、そろそろ仕事も一区切り…という時間に、スーツケースをガラガラ引きながら空港へ。

社員みんなでタクシーでわいわい移動して、チェックインもびっくりするほどスムーズ。

これは幸先いいかも…と思ったのもつかの間。

保安検査場を抜けて、搭乗口近くでのんびり待機していたら、まさかの**「乗り場変更のお知らせ」**がアナウンス。
しかも、その変更先に向かったら…またしても「さらに変更」の案内が。えっ、デジャヴ?ってくらいあっちこっちへ。
2泊3日分の荷物を抱えての移動は、正直ちょっとキツかったです。みんなで「筋トレかな?」なんて冗談を言いながらも、じわっと汗が。(函館用の装備なので、ダウンジャケットやらコートやらを羽織ったり、持ったりしていると熱くなりますよね。。。)

そして、追い打ちをかけるようにフライトが遅延。
「…あれ、これ、函館山のロープウェイ、間に合うかな?」
100万ドルの夜景、見られないかもしれない——そんな不安がよぎり始めた頃、ようやく機内へ。

函館空港に到着したのはすっかり夜。

タクシーをつかまえて、ホテルに直行。

荷物だけ預けて、チェックインもせず先ほどのタクシーに乗り込み、そのまま函館山へ。

間に合ったロープウェイに乗り込み、山頂に着いたときの景色は——

もう、言葉が出ませんでした。

空気が澄んでいて、まさに絶景。光の海が静かに広がっていて、対岸までくっきりと見えるほど。
「100万ドルの夜景」って、ちょっと言いすぎじゃ…なんて思ってたけど、ごめんなさい、全力で納得です。

 

トラブルもあったけど、それを忘れさせる夜景のご褒美。

 

📍函館山

〒040-0000 北海道函館市函館山

函館山を下山して、向かったのは「海寿」さん。

なんと函館山から車で3分ほどのところ。

タクシーの運ちゃんがぽろっと「いいなぁ。。。」

そんなにおいしい店なのか....ッ!?

 

期待を胸にいざ入店。

うますぎんだろぉぉぉぉぉぉおおお!!!!!!

 

もうこれはしばらく海鮮食べれません。。。。(笑)

1日目はどたばたしましたが函館の本気を感じながら泥のように眠りました。

 

📍函館海鮮料理 海寿

〒040-0065 北海道函館市豊川町24-6

 

 

2日目

2日目は自由行動の日
夜の18時頃に「五島軒」でディナーの予定はあるものの、それまでは各自お好きにどうぞ、というありがたいスケジュール。
旅先でフリータイムって、なんでこんなにワクワクするんでしょう。

……が、私はというと、ゆるっと9時ごろ起床
せっかくの旅先なのに、寝すぎたなぁ、なんて思いつつ、重たい体を引きずって朝の函館をお散歩へ。
宿の近くの朝市周辺をぶらり。観光客の賑わいと、海鮮の香り、ちょっと冷たい風。こういう静かな時間って、ほんとに贅沢。

気づけば11時、そろそろお腹も空いてきたな〜ということで、
目指すはあの有名店、ラッキーピエロ ベイエリア本店
店内はどこかレトロで、雑多なんだけどかわいくて、落ち着く空間。

頼んだのは

  • ラッキーエッグバーガー

  • チーズポテト

  • そしてもちろんラッキーガラナ

どれもこれもおいしくて、どこか懐かしい味。
「また来たいなあ」って、食べ終わる前から思っちゃう感じでした。

 

📍ラッキーピエロ ベイエリア本店

〒040-0053北海道函館市末広町23-18

 

その後は少しバスに揺られて、五稜郭へ。
タワーには登らず、あえて地上からじっくりお散歩。
紅葉が本当にきれいで、天気も最高で、ただ歩いているだけなのに、なんだか心が整っていくような、そんな時間でした。

 

📍五稜郭

〒040-0001北海道函館市五稜郭町38, 五稜郭公園

 

そして、お昼2軒目(笑)。
五稜郭近くの「あじさい」さんで、塩ラーメンをいただきました。

実はこのお店、私にとってちょっとした思い出の場所でして——
幼いころ、ご飯をあまり食べなかった私が、ここで出された塩ラーメンだけは、母親がよそった分を完食。さらに母の分までぺろりと食べたらしいのです。
(本人の記憶はまったくナシ。笑)

そんな思い出の一杯を、改めていただいてみると……
うん、やっぱりおいしい。
透き通ったスープに、するする喉を通る麺。お腹はそこまで空いてなかったはずなのに、気づけば完食してました。胃も記憶してたのかな?

 

📍函館麺厨房あじさい 本店

〒040-0001北海道函館市五稜郭町29-22

 

ラーメンでお腹を満たしたあとは、またバスで五島軒方面に戻って、
今度は**大正ロマン漂う「茶房 旧茶屋亭」**へ、3時のおやつタイム。

このお店、明治の終わり頃に建てられた建物だそうで、入った瞬間、空気がすっと変わる感じ。
並んだアンティークのお茶碗の中から、気に入った器を自分で選んで、
お店の方が一杯一杯、丁寧にお茶をたててくれました。

そしてお茶のお供にはしっかりめのプリン
甘さ控えめで、お茶との相性がぴったり。こういう時間って、心がほどけていく気がします。

おやつのあとは、あてもなく周辺をプラプラ。
函館って、ほんとに街並みがきれい
坂と石畳とレトロな建物が混ざり合って、写真じゃ伝わらない空気感がある街。

 

 📍茶房 旧茶屋亭

〒040-0053北海道函館市末広町14-28

そして迎えた夜、五島軒でのフルコースディナー
函館の老舗洋食レストランとして有名なこのお店で、クラシカルな雰囲気の中、ちょっと背筋を伸ばしての贅沢な時間です。

コースが始まると、次から次へと運ばれてくる美しいお皿の数々。
どれもこれもおいしくて、気づいたら写真を撮るのもすっかり忘れていました。(笑)
「あとでSNSに載せよう~」なんて思ってたのに、目の前の味に夢中になってしまったんです。

中でも圧巻だったのが、メインの和牛サーロインステーキ
運ばれてきた瞬間、ふわっと香る肉の香ばしさにテンションが上がります。
ナイフを入れると、じゅわっとあふれる肉汁。
焼き加減も自分好みに指定できて、表面には美しい焼き目が。まさに「理想のステーキ」そのもの。

 

味付けは、おそらくバターだけのシンプルなもの。でもそれがまたよくて、
肉の旨みがストレートに口の中に広がって、思わず「うわぁ……」と声が漏れるくらい、とても、とてもおいしかったです。

 

📍五島軒本店 レストラン雪河亭

〒040-0053北海道函館市末広町4-5

じつはこれで終わりではなく、社員の数名でホテルの隣にあるあじさいで〆のラーメンをしました。

さすがにみんなお腹がいっぱい過ぎるのでハーフラーメンで手を打ちました。

でもやはりうまい。

 

というかこの日、食べてばっかじゃないですか?

写真フォルダも食べ物ばかり。。。。

 

📍麺厨房あじさい 紅店

〒040-0065北海道函館市豊川町12-7

3日目

最終日、ホテルをチェックアウトした後は、お土産タイム
約1時間ほど、空港や駅周辺のお店をめぐる時間があったのですが……これがまた、危険な時間でした。笑

気づけば手が止まらない止まらない。
「家族に」「友達に」「自分に」……って、口では言い訳しつつ、完全に絵に描いたような爆買いモード突入
気づけば、袋の持ち手はちぎれそうだし、1枚は途中で破れるし、両手ふさがって汗だくになる始末。

でも、あの時間も楽しかったなあ。
選ぶときって、誰かの顔が自然と浮かぶから、不思議ですよね。

そしてその後は、名残惜しさを感じる間もなく、あっさりと東京へ帰還
行きのあのドタバタが嘘のように、すんなり帰ってきちゃいました。

……やっぱり、楽しい時間って、本当にあっという間ですね。

 

でも!
だからこそ、また次に「こんな時間」を味わえるように、今日もフルスイングでがんばろう。
そんな気持ちにさせてくれる旅でした。

 

===あとがき===

このブログを書き留める間もなく、過ぎ去って早7ヶ月、
函館で撮った何気ない1枚1枚を眺めながら、心の中で小さくガッツポーズ。

 

明日も頑張ります!ᕙ( ˙꒳˙ )ᕗ